こんにちは 山口です。
最近多い相談として、定年退職まで残り数年となったからのご相談を多く受けます。
老後こそはゆっくりと…
ご夫婦で旅行へ…
孫のために…
色々と退職後を考えておられます。
しかしながら、ほとんどの方が残念ながら資金不足になってしまう状態…
昨今では『老後破綻』『長生きリスク』このような言葉が言われる時代
日本が良き時代に勤勉に働き、しっかり金利のつく時代に預金をしてきた
そんな世代の方でさえそのようなことを言われる時代となりました。
例えば、豊かな老後生活をするにはいくら必要か?
地域性にも大きく左右されますが、発表によるとご夫婦二人で
毎月約35万円と言われています。
年金が二人で15万円/月とすると、毎月20万円は預金の切り崩しとなり30年老後生活をしようと思うと、7200万円が退職時に準備すべき預金額となります。これは中々パンチのある金額です。
では、4000万円ほど退職金を含めご用意された世帯で、かつしっかりと資産運用をしながら同じ生活をしたとします。
国内での運用は非常に運用難ですので海外を活用したとして年率10%くらいで運用したとします。
4000万円の10%ですから年間400万円が運用益、税金を払っても年金と足して運用益の切り崩しをしながら生活をすると、4000万円という原資を減らすことなく老後生活ができます。
しっかりとお金を準備しても、運用をしなければいつか必ず無くなります。
しかしそこまでお金を準備しなくても、しっかりとしたところで運用していればむしろその方が良い老後生活を送ることが出来ます。
そして一番多いのが、退職金で住宅ローンを完済してしまう人…
めちゃくちゃ勿体無いです。
今日本での住宅ローン金利は1%を切っています。そして借り換えをしなくても銀行に交渉へ行けばほとんどの人が金利が下がります。
それでローンを残しながら、完済しようとしていたお金を使いしっかり資産運用をすれば、額にもよりますが返済のほとんどを運用益で賄うことが出来ます。人によっては返済してもまだ余りが出る場合もあります。
このように、収入が途絶えるとなると本気でその先を考えないといけません。
しかしながら運用難のここ日本ではやるものやるものほとんどがダメなので、しっかりと視野を広げることが老後の大きな分かれ道だと思います。
そのようなマネーセミナーや個別コンサルティングを各地で行なっていますので、ご興味がある方はお問い合わせください。