金利は『単利』と『複利』では、長期的に見るととてつもなく違います。
日本では、金融教育がなされないので、この効果を分かっている人が少なく、長期的に試算を育てるという考えが定着していません。
でも、だからこそ生涯ライスワークになってしまうのだと思います。
まず『単利』とは?
1000万円を仮に年10%の単利のところに預けたとします。
単利は、あくまで元本の1000万円に対してのみ金利がつくので、
毎年100万円ずつ増えていきます。
では『複利』とは?
同じく1000万円に年10%の複利で金利がつくとすると、、、
1年目は100万円
2年目は、元本の1000万円と、1年目についた利子の100万を足して、1100万円に対して10%の金利が付きます。
なので、2年目は110万円金利が付き、
3年目は元本+1年目、2年目の金利の合計にまた10%の金利がつく、、
というように、利息にも利息をかけてくれる
これが複利です。
その複利がどれだけ効果的か?を
簡単に試算してみようと思います。
複利が簡単に計算できる『72の法則』
これは
72➗金利=2倍になる年数 がすぐ計算できる法則です。
仮に年8%の複利を単利に直すとどうなる?の計算をすると
72➗8=9年で2倍
100万円預けたとすると
0ー9年で200万円に
9ー18年で400万円に
18ー27年で800万円に
27ー36年で1600万円に…と9年ごとに倍々になっていきます。
(昔の日本の銀行金利がこんな感じでした)
では100のお金が36年後に1600になってます。
ということは、、、
36年間で1600%ということ
これを単利に直すには
1600%➗36年=44%/年
そう、複利の8%は長期で見ると、単利の年44%と同じ効果があるということです。
しかし、こうやって複利の効果を活用するにはどうしても『時間』が必要です。
いかに早く気付き行動できるか?がとても大切と思います。
そしてこのしっかりと時間をかけて作った資産は間違えなく皆さんにとっての優秀な分身になります。
今後の日本を生きていくには、必ず必要になることだと思いますので、しっかりと理解されることをお勧めします。